基準
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合宿の選手感想文

 

 

みんなで声を掛け合って、全員が期日までに提出できたことはチームとして成長していると感じています。
提出物の期限厳守は学校でも必ず求められることなので、良い習慣として今後も意識して身につけられるようにしましょう。
(夏休みの宿題はもう終わってるよね?)

 
全員の感想を読んでみてコーチが感じたことは、やはりそれぞれの感じ方や考え方がバラバラだということ。
個人的な目標に対する評価については、ネガティブなことだけではなくポジティブなことも良く書けていて、ちゃんと自己分析が出来ているなと感じられる選手が多くいたのは良いことです。
 
ただ、チーム全体の事や他のメンバーに対する評価については少し考え方を変えて欲しい。
自分はやってるけど…、自分は出来ているけど…
という、”人のせい”にした発言がみられたが、本当に自分はやっていたのか?出来ていたのか?と一回冷静に自分自身の行動を振り返って欲しい。
評価の対象を自分より出来ていないメンバーにすると上記のような感情にもなるけど、その評価対象を自分や自分よりも出来るメンバーにしたらどうだろうか?
自分自身は1ヶ月前、3ヶ月前、1年前の自分より成長しているのかどうか?
人との比較よりもそれがいちばん大事。
 
自分が苦しい状況になるとどうしても自分より上手くプレーできないメンバー、自分ができていることが出来ないメンバーに対して、「なんでちゃんとやらないんだ!」と思うこともあるかもしれない。
そんな苦しい状況であるなら尚更に人のせいにするのではなく、自分に負けないこと、諦めて投げ出さないこと、不貞腐れて逃げ出さないこと、自分自身の力を信じ抜くこと。
駄目になりそうな時はそれがいちばん大事って誰かが言ってたよ。

大事なのは何を基準にして比較するのかがだと思う。
体の大きさや、身体能力、学習能力、記憶力、集中力など様々な能力も一緒ではないよね。
育ってきた環境が違うし、食べ物の好き嫌いもある。
夏に強いメンバーもいれば冬に強いメンバーもいる。
1年生と3年生では知識や経験の差もある。
家庭環境もあるよね。めちゃくちゃ厳しい家もあれば、めちゃくちゃ優しい家もある。
そして、サッカーに対してのモチベーションも違う。
 
自分はやってるけど…、自分は出来ているけど…
これはただ単に比較する基準を自分より低くいものを自分で選んで、自分が優位な状況を作り出して逃げているだけでしか無い。
だって、コーチからみたら誰一人ちゃんとやってる、ちゃんと出来ているメンバーなんていないからね。
  
比較するなら過去の自分を基準にして考えてみよう。
過去の自分からどれだけ成長できたのか?
もしかしたら他のメンバーと比べたらまだ劣っているかもしれないけど、自分自身が大きく成長できたのならそれが一番素晴らしいこと。
 
もし自分より出来ていないメンバーがいるのなら助けてあげよう。
もし自分より出来ているメンバーがいるのならお手本にして近づける努力をしよう。
  
それは強い心を持ってないと難しいと思う。
人のせいにして逃げるのか、難しい事にチャレンジして自分自身を成長させるのかどちらかだとしたらみんなはどっちを選ぶ?
 
 
もう一度、思いやりのある強く逞しい選手になる為にどう行動しないといけないのか考えてみよう。
みんなのその考えの基準が高まれば間違いなく今よりもっともっとチームも自分自身も成長することが出来るでしょう。 
 
 
 

 

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