2021年 春合宿活動報告 ※食事メニュー解説追加
スポンサーリンク

春合宿の報告

非常に実りのある良い合宿になりました。
コロナの影響もありましたが、保護者の皆さまをはじめご協力頂いた施設の方々、栄養面で最高のサポートをして頂いた江川先生・猿田先生、そしてリモートではありましたが栄養講習などご協力頂いた学生の皆様に感謝致します。
 
 
10分弱の山登りからスタートした春合宿は、スタッフの予想を軽く超える成長が日に日に見られこちらも楽しい合宿となりました。
「攻→守の切り替えを速くしてディフェンスの意識を高めて失点数を減らす。」
合宿前から継続的なテーマとして取り組んできた課題ですが、雨無主の走りをきっかけに非常に意識が高くなったので、この合宿期間中にある程度の成果を出すことを目標にスタートしました。
 
指示されてもやらない状況から、指示されればやれるようになり、やっと自分の意志で動き出せるようになってきたと感じています。
合宿という環境、何かやらかしたら山登りが待っているという心理的プレッシャーもあったと思いますが、チーム全体で積極的な行動が目立つようになりました。
特に今回の合宿ではキャプテンの細渕誉が非常にチーム全体をまとめて積極的に行動してくれたのが大きかったと感じています。
それを実感して感極まったのか、最後のレクリエーションのミニゲームでは細渕誉と乙津駿太朗が涙を流す一面もありました。
そしてそれに続いて3年生全員が少しづつ自分達がやらないといけないという責任感を感じてくれたのではないかと思っています。
 
 
どれが良かったという事ではなく、トレーニング時の意識向上はもちろん、日常生活、食事・栄養サポート、通常とは違う環境、FC東京の孝太郎コーチの指導、日本対モンゴル戦の佐々木コーチの解説付き観戦などなど、様々な出来事・要因が今回の合宿で選手達の成長を促してくれたと思います。
この合宿で一気に成長した選手、何かきっかけを掴んだ選手はたくさんいます。
しかし、みんなの成長スピードに少し焦りを感じている選手や残念ながら今回合宿に不参加となってしまった選手もいます。
この合宿の本当の意味での成果は、そんな焦りを感じた選手がどうのように挽回するのか、不参加だった選手も同じ意識でトレーニングできるように参加したメンバーがどれだけ声掛けをしてあげられるかによって変わってくると思います。
 
今回のテーマについても完璧に出来るようになったわけではないし、ものすごく高いレベルまで到達したわけでもないです。
まだまだ上には上がある。
チームとして選手個人としての成長は間違いなくあったけど、更に上を目指して努力できるようにしましょう。
 
この合宿での成長を今後の活動に活かし、試合結果に反映されるように引き続き頑張っていきましょう。
保護者の皆様やOBのみんなも引き続き応援宜しくお願いします。

 

 

栄養サポート報告

今回の合宿では栄養面でのサポートを東京家政学院大学の江川先生に3日間帯同頂き実施して頂きました。
また、東京医療保健大学の猿田先生(スポーツ栄養士)、東京家政学院大学の学生の皆様にもご協力頂き、リモート講習などさまざまなサポートをして頂きました。
 
また、保護者の皆様にも事前説明会への出席、お弁当作成など多くのご協力を頂きました。
差し入れもたくさん頂きとても充実した内容になったと感じています。
ありがとうございました。
 
 
間違いなく選手達の食・栄養への興味や関心は高まったと思うので、今後の食生活について意識を高め逞しい体を作って下さい。
 
この栄養サポートはこの合宿で終わりではなく継続して実施していきますので、長期的な視点で成長期の選手達にとってベストな食生活について今以上に知識が向上するようにしたいと考えていますので、保護者の皆様も引き続きご協力の程宜しくお願い致します。 

 
1日目 夕食

・ハヤシライス
・ポトフ
・サラダ
・フルーツヨーグルト
・もやしのナムル
・漬物
・ヤクルト
 
合宿初日ということもあり、慣れない環境の中、食べやすいハヤシライスを用意しました。
ハヤシライスは、1 皿で主食・主菜・副菜を摂取することができる、非常に効率の良い料理です。
疲れていても食べやすく、食が進む食事となります。
さらに、汁物のポトフは、食材を大きめに、ゴロゴロ野菜にすることで、噛む回数が増え、唾液の分泌量が多くなります。
高地でのトレーニングということもあるので、唾液分泌量を増やし、効率よく消化吸収することができるようにしました。

2日目 朝食

・ごはん
・ベーコン
・スクランブルエッグ
・ソーセージ
・サラダ
・漬物
・みそ汁
・ヤクルト
・ふりかけ
 
普段の食卓のよう な 献立にしました。
朝からしっかり汁物を摂ることで、塩分を摂取することができ、トレーニング中の熱中症予防につながります。
さらに、主食のごはんがしっかり食べることができるよう、ふりかけも用意しました。

2日目 昼食

・卵あんかけうどん
・炊き込みご飯
・キュウイフルーツ
・サラダ
・オレンジジュース
 
午後のトレーニングもあるので、消化吸収 がされやすい献立にしました。
加えて、 午前中のトレーニングで消費したエネルギーを十分に補給するため に、炭水化物を多く摂取する必要がありますが、トレーニングで疲れている中、たくさんのごはんを食べることはできません。
そのため、主食 (炭水化物源)は ごはんだけではなく、うどんも献立に加え、十分にエネルギーを摂取することが出来るようにしました。
さらに、合宿 2 日目、疲労が溜まっている中ということで、抗酸化作用のある ビタミン C が豊富な キウイフルーツとオレンジジュースも用意しました。

2日目 夕食

・チキンステーキ
・ほうれん草のバター炒め
・白菜と肉団子のシチュー風
・サラダ
・グレープフルーツ
・ご飯
・みそ汁
・漬物
 
がっつりお肉を食べたい!と思い、 お肉の中でも消化の良い鶏肉を選択し、ごはんが進むような やや濃い味付けの料理にしました。
また、牛乳が苦手な選手でも、カルシウムを摂取することができるように、牛乳を使用したシチュー風を献立に用意しました。
また、合宿中は普段よりもトレーニング量が多いので、疲弊した筋肉を修復するために、たんぱく源を汁物にも追加しました。

3日目 朝食

・焼き鮭
・納豆
・厚焼き玉子
・サラダ
・ご飯
・みそ汁
・ヤクルト
 
今回の合宿では初めての魚料理。
魚の中でもビタミン D の含有量が多い、鮭を使用しました。
ビタミン D は骨を強くしてくれる作用があり、スポーツ選手にとっては非常に重要な栄養素となります。
魚だけではごはんが進まないよという選手のために、納豆も用意しました。

3日目 昼食

・鶏南蛮そば
・わかめご飯
・サラダ
・フルーツポンチ
 
2 日目の昼食と同様に、主食の炭水化物源を十分に摂取することができるよう、ごはんだけではなくお蕎麦を用意しました。
お蕎麦は、麺類の中でもたんぱく質を多く含み、 スポーツ選手に好まれる主食源です。
さらに、合宿最終日、最後のトレーニングが午後に行われるということで、みんな大好きなフルーツポンチも用意しました。

デザートに八王子の北島牧場さんから提供頂いたジェラートを頂きました。
また、帰宅時にスポーツ栄養研究会より補食教材としてゼリー飲料を選手に2個づつ提供して頂きました。

 

オフィシャルスポンサー

   

オフィシャルスポンサー募集中!

オフィシャルサポーター

  

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Staff Match Report
おすすめの記事
スポンサーリンク